Windows 11をインストールするにはセキュアブートが有効になっている必要がある(場合がある)。
うちにあるIntel Core i5-11400F、Intel Core i3-10100、AMD Ryzen 5 3600を使った比較的新しい自作PCは、デフォルトでは無効になっていた。
セキュアブートが有効になっているか否かは「システム情報」で確認できる。
「システム情報」はスタートメニューのアプリケーション一覧の「Windows管理ツール(「ドライブのデフラグと最適化」などが入っているフォルダ)」の中にある。 スタートメニューを右クリックして「検索」から探してもよい。 また、「ファイル名を指定して実行」で「msinfo32」と入力して実行してもよい。
「システム情報」を起動すると以下のウィンドウが表示される。
ここに「セキュアブートの状態」という項目があり、値が「有効」または「無効」になっている。
セキュアブートは基本的にBIOS(UEFI)で設定できる。
まずPCの電源を入れた後、DELETEキーを押す(連打する)と、たいていのマザーボードはBIOS画面が表示される。 起動時にBIOSを表示するためのキーが表示されるので、それに従うとよい。
セキュアブートの設定がBIOSのどの項目にあるかはマザーボードごとに異なる。
以下、私が使用しているマザーボードの場合。
GIGABYTE B560M DS3H [Rev.1.0](Intel CPU用のマザーボード)は、[Boot]にある[セキュアブート]を有効(Enable)にする。
GIGABYTE B450M S2H [Rev.1.0](AMD CPU用のマザーボード)は、[BIOSの機能]にある[セキュアブート]を有効(Enable)にする。
このように同じメーカーのマザーボードでも設定がある場所が異なっている。
とりあえず、どこかしらに表示されていれば分かるが、中にはセキュアブートの項目がグレーアウトではなく、完全に非表示のBIOSもある。 その場合、何かしらの項目を無効(Disable)から有効(Enable)に変更することでセキュアブートの項目が現れることがある。