Microsoft Windowsにデフォルトで付属しているアプリケーションの実行ファイル(拡張子.exe)は、基本的に C:\Windows\System32 フォルダにある。
あるときそのフォルダを見ていたら、メモ帳(notepad.exe)、電卓(calc.exe)は見つかったが、ペイント(mspaint.exe)が見つからなかった。
昔はペイントブラシという名称で実行ファイルは pbrush.exe だったので、それも探したが見つからなかった。
普通にスタートメニューからペイントを起動し、タスクマネージャーでプロセスを見ると mspaint.exe があった。 それを右クリックして「プロパティ」を見ると、「場所」に「C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.Paint_11(中略)\PaintApp」と書かれていた。
WindowsAppsフォルダは隠しファイルで見えないが、エクスプローラーのメニューから「表示」→「表示」→「隠しファイル」を選択すると表示される。 また、隠しファイルを表示しなくても上記タスクマネージャーのプロセスにて該当アプリケーションを右クリックして「ファイルの場所を開く」を選択するとすぐに表示できる。
メモ帳も調べてみると「C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.WindowsNotepad_11(中略)\Notepad」にあった。
Windowsに標準で付属しているアプリでもMicrosoft Store(Apps)で配布されるようになったものは、現在基本的に WindowsAppsフォルダにインストールされているようだ。