昔は自作PCに新規でWindowsをインストールする場合、DSP版DVDを使うこともあったが、私はここ最近、マイクロソフトが提供しているMediaCreationToolを使ってインストールしている。
利点は、Windowsのインストール後にアップデートが必要ない、もしくは最小限のアップデートで済むこと。 また、新しいハードウェアでも認識してくれる。
Windowsのライセンス(プロダクトキー)を持っていれば、わざわざDSP版のDVDからインストールする必要はない。 私が試したところ、Windows 10にアップグレード可能なWindows 7, 8, 8.1のプロダクトキーでインストールできた。
Windows 11ではまだ試したことがないが、おそらく手順は同じ。
ここでは、主に自作向けにインストール用USBメモリの作り方について記す。
マイクロソフトのサイトからMediaCreationToolをダウンロードする。
Windows 10 は、 Windows 10 のダウンロード の「ツールを今すぐダウンロード」をクリックする。
Windows 11 は、 Windows 11 をダウンロードする の「Windows 11 のインストールメディアを作成する」→「今すぐダウンロード」をクリックする。
MediaCreationToolにはバージョンがあり、MediaCreationTool21H2.exe といったファイル名になっている。 「21H2」の部分がバージョン。
以下はWindows 10の場合だが、基本はWindows 11も同じ。
予めPCにUSBメモリを差しておく。
MediaCreationToolを起動するとセットアップ画面が表示される。
「適用される通知とライセンス条項」で「同意する」をクリックする。
「実行する操作を選んでください」で「別のPCのインストールメディアを作成する (USBフラッシュドライブ、DVD、またはISOファイル)」を選択し、「次へ」をクリックする。 なお、Windows 11ではこの画面がなかった。
「言語、アーキテクチャ、エディションの選択」は、デフォルトで「このPCにおすすめのオプションを使う」がチェックされている。 通常はこのままで良い。 Windows 11の場合、アーキテクチャの項目がない。 「次へ」をクリック。
「使用するメディアを選んでください」で「USBフラッシュドライブ」を選択し、「次へ」をクリックする。
「USBフラッシュドライブを選んでください」で表示された「USBフラッシュドライブ」を選択し、「次へ」をクリックする。
以上でWindows 10のダウンロードが始まり、続いてインストールが始まる。 それぞれ進行状況が%で表示される。
「USBフラッシュドライブの準備ができました」と表示される。 「完了」をクリックすると作業終了。
手順は以下の通り。