Windows 10/8.1 起動後に表示されるロック画面の設定
更新:2015-09-04
Windows 10/8.1/8 起動後に表示されるロック画面の画像の変更、表示の省略。 対象 : Windows 10/8.1/8
ロック画面を表示しないようにする
PCの電源を入れてWindows(8以降)を起動すると、デフォルトでは最初にロック画面が表示される。
ロック画面表示中にキーを押したり、クリックするとサインイン画面(パスワードを入力する画面)が表示される。
このワンアクションがかなり煩わしい。
以下の設定により、Windows起動後、ロック画面の表示を省略してすぐにサインイン画面を表示することができる。
Pro以上のエディションの場合
デスクトップ左下隅を右クリック、または[Win]+[X]キーでメニューを表示し、[ファイル名を指定して実行]を選択。
または、[Win]+[R]キーを押す。
名前に[gpedit.msc]と入力して[OK]をクリックすると、[ローカル グループ ポリシー エディター]が開く。
※Pro以上のエディションでないと利用できない。
ローカル グループ ポリシー エディター左端のツリーから[管理用テンプレート]→[コントロール パネル]→[個人設定]を選択。
右側の項目から[ロック画面を表示しない]をダブルクリック。
[有効]を選択するとロック画面を表示しなくなる。
[未構成]と[無効]はロック画面を表示する。
Homeや無印などのエディションはレジストリを編集することで変更できる。
誤って編集するとPCが動作しなくなる可能性があるので注意する。
Home、無印などのエディションの場合
デスクトップ左下隅を右クリック、または[Win]+[X]キーでメニューを表示し、[ファイル名を指定して実行]を選択。
または、[Win]+[R]キーを押す。
名前に[regedit]と入力して[OK]をクリックすると、[レジストリ エディター]が開く。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows と階層を進み、この階層に[新規]→[キー]で[Personalization]を作成する。
つまり HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Personalization となる。
Personalization にて[新規]→[DWORD(32ビット)値]を作成し、[新しい値 #1]などとなっている名前を[NoLockScreen]に変更する。
[名前の変更]は右クリックのメニューなどから行える。
NoLockScreen をダブルクリックするか、右クリックから[修正]で[値のデータ]を[1]にする。
0 が有効(ロック画面あり)、1 が無効(ロック画面なし)。
レジストリ エディターを閉じて Windows を再起動すると設定が反映される。
起動後、デスクトップを表示する
ログイン後、スタート画面ではなくデスクトップを表示するオプションはWindows 8.1で追加された。
設定方法は
Windows 8.1 起動後すぐにデスクトップを表示する方法
をご覧ください。
また、
Windows 8.1 起動時のパスワード入力を省略する
方法もある。
ロック画面の画像を変更する
Windows 10はスタートメニューの[設定]→[パーソナル設定]→[ロック画面]で背景を変更する。
Windows 8.1はチャームから[設定]→[PC 設定の変更]→[パーソナル設定]→[ロック画面]で既存の画像を選ぶか、[参照]をクリックして任意の画像を指定する。
上記のロック画面を表示しない設定にした場合は、画像を変更できない。