SendToフォルダ「アクセスできません。アクセスが拒否されました。」、「特殊なアクセス許可」の設定
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フォルダの「特殊なアクセス許可」の設定を変更し、フォルダにアクセスできるようにする方法。
対象 : Windows 10/8.1/7、SendTo/Application Data/Cookies/Local Settingsフォルダなど
フォルダの特殊なアクセス許可の設定変更
SendToフォルダなどを開こうとすると「アクセスできません。アクセスが拒否されました。」という警告が出て開けない。
こういったフォルダを開く方法はいろいろあるが、以下の手順で開けるようになる。
- 通常アクセスできないフォルダは非表示になっているので、まずエクスプローラーの[オプション]→[表示]で「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」をチェックし、「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外して隠しフォルダを表示する。
- C:\Users\(ユーザー名)以下にある SendTo、Application Data、Cookies、Local Settings などのフォルダを開こうとすると、この時点では「アクセスできません。アクセスが拒否されました。」という警告が表示される。
以下、SendToフォルダを例に説明する。
- SendToフォルダを右クリックし、[プロパティ]を選択。
- [セキュリティ]タブを見るとデフォルトでは以下の設定になっている(とりあえず確認のみ)。
- Everyoneは「特殊なアクセス許可」の「拒否」にのみチェックあり。
- SYSTEMや通常のユーザー(ユーザー名)は「特殊なアクセス許可」以外「許可」にチェックがあり、「特殊なアクセス許可」は「許可」も「拒否」もない。
[編集]ボタンをクリックして、「フルコントロール」、「変更」、「読み取り」、「書き込み」などは設定できるが、「特殊なアクセス許可」はグレーアウトしていて設定できない。
- [セキュリティ]タブにある[詳細設定]ボタンをクリックする。
- [アクセス許可]タブでリストから「Everyone」を選択した状態でウィンドウ下部にある[編集]ボタンをクリックする。
- [種類]で「許可」を選択する。
[適用先]は[このフォルダー、サブフォルダーおよびファイル]など自分に必要なものを選択する。
[OK]ボタンをクリックしてウィンドウを閉じる。
- 再びSendToフォルダの[プロパティ]の[セキュリティ]を見ると、Everyoneは「特殊なアクセス許可」の「許可」にのみチェックがある。
以上でSendToフォルダにアクセスでき、ショートカットやファイルを追加できる。
アクセスを許可したままにしておきたくない場合は、同様の手順で[種類]は「拒否」、[適用先]は[このフォルダーのみ]に戻す。