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Windowsの高速スタートアップを無効にする

更新:

Windowsの起動時、または終了(シャットダウン)時に予期せぬエラーが発生する場合が稀にある。 その場合、高速スタートアップを無効にすると解決する場合がある。

特にエラー等発生しない場合は、有効にしておいた方が良い。

高速スタートアップを無効にすると起動速度が若干遅くなるが、体感ではそれほど遅くは感じない。

Windows 11の場合、手順は以下のとおり。

  1. スタートメニューで「コントロールパネル」を検索するなどしてコントロールパネルを表示する。
  2. 「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」と進む。
  3. 左メニューにある「電源ボタンの動作を選択する」をクリックする。
  4. 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックする。 これにより下の方に表示されている「シャットダウン設定」が変更可能となる。
  5. 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外す。

Windows 10など過去のバージョンも手順はほぼ同じ。

事例

私が遭遇した事例。 高速スタートアップを無効にして解決。

Task Host Window

2025年2月頃、今まで特に問題なくシャットダウンできていたPC(Windows 11)で発生。 シャットダウン直後、黒い画面になり以下のエラーが表示されるようになった。

1つのアプリを閉じて、再起動します
戻って作業を保存するには、[キャンセル]をクリックして、必要な操作を行います。

Task Host Window
タスクホストでバックグラウンドタスクを停止しています。
(\Microsoft\Windows\DeviceDirectoryClient\RegisterUserDevice)

ビデオカード

ビデオカード、及びそのドライバやユーティリティソフト等において古いバージョンを使用し、Windowsを起動した後、起動はしているようだが画面が暗いまま何も表示されない場合がある。

まず、GeForce、Radeon、Intel HD Graphics など自分が使用しているグラフィックドライバの最新バージョン、または正しく動作するバージョンを各メーカーのサイトからダウンロードしてインストールする。 それでも画面が暗いままなら高速スタートアップを無効にする。


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