先日、Windows 10のPCを起動したら「CRITICAL PROCESS DIED」と書かれたブルースクリーンが表示された。 日本語に訳すと「重要なプロセスが終了しました」という意味。 何年もPCを使用しているが、初めての体験である。
このブルースクリーンには「この問題と可能な解決方法の詳細については、https://windows.com/stopcode を参照してください。」と書かれている。 このURLにアクセスすると、マイクロソフトの ブルースクリーンエラーのトラブルシューティング というページにリダイレクトされる。 画面にはQRコードも表示されているが、スマホなどで読み取るとこのURLにアクセスするようになっている。
このページにて「手順1:エラーが発生したのはいつですか?」という質問に対して「更新プログラムのインストール後」または「自分のデバイスを使用している時」を選択すると修復手順が表示される。 大きくわけて2パターンある。 「更新プログラムのインストール後」の場合は、Windowsアップデートの更新プログラムをアンインストールする。 「自分のデバイスを使用している時」の場合は、インストールしたアプリケーションやドライバのアンインストール、または外部ハードウェアの取り外しをする。
この方法で解決できれば良いが、私の場合は何をやっても「CRITICAL PROCESS DIED」しか表示されず、修復や復元も途中で止まり、ブルースクリーンの無限ループとなった。
エラー画面は3ページあり、選択肢は以下のようになっている。
選択肢が多く、どれを選べば良いのか迷うが、私の場合は、まず「トラブルシューティング」→「詳細オプション」と進み「スタートアップ設定」を選択。 その後に表示される画面で「セーフモードとネットワーク」を選択する。 自動的に再起動後、今度は「スタートアップ修復」を選択。 これで奇跡的にいつも通りWindowsを起動できた。
公式の説明にもあるが、ただの「セーフモード」ではなく「セーフモードとネットワーク」を選ぶと良いようである。
また、こういうときのために復元ポイントが作成されているか確認しておいた方が良い。 一昔前のPCで、Cドライブ(システムドライブ)のSSDの容量が少ない場合、Windows 10は復元ポイントの自動作成を無効にするようになっている。 以下の手順で確認できる。