svchost.exe CPU使用率100% - Windows XPアップデート・ウイルス感染
更新:2008-08-28
「svchost.exe CPU使用率100%」の対処方法。 対象 : Windows XP
svchost.exe CPU使用率100%
パソコン(Windows XP)を起動後、しばらく経つとCPU使用率が100%になりアプリケーションの動作が重くなる現象が起こる場合があるようです。
その状態が5分~10分程度続き、その後CPU使用率が低下し正常に戻ります。
CPU使用率が100% になってしまう人は、以下を確認してみてください。
Ctrl + Alt + Del でタスクマネージャを表示。
「パフォーマンス」タブを選択すると、「CPU使用率」が100%になっている。
「プロセス」タブを選択すると、「svchost.exe」というのがCPU使用率が高い。
「svchost.exe」はいくつかあり、その1つにWindows Updateのチェックが1つあるようです。
考えられる原因は、いくつかあります。
Microsoft Updateの不具合の場合
Updateには、Windows UpdateとMicrosoft Updateの2種類あります。
Windows Updateは、主にOSに関するUpdate。
Microsoft Updateは、主にMicrosoft Office製品に関するUpdate。
どうやらMicrosoft Updateというのが重くなる原因のようです。
Windowsで「スタート」→「すべてのプログラム」を見ると、Windows UpdateとMicrosoft Updateの2つがある場合と、Windows Updateだけがある場合がある。
Windows Updateしかない場合にWindows Updateを選択し、Windows UpdateのページにいくとMicrosoft Updateを勧められる。
しかし、その表示がない場合がある。
そこでページの左側にある「設定変更」をクリックする。
するとページの下に「Microsoft Update の使用を停止する」という表示がある場合がある。
その場合、「Microsoft Update ソフトウェアを無効にし、Windows Update のみを使用する」というのをチェックして「変更を今すぐ適用」を選択し、画面の指示にしたがって適用する。
これでCPU使用率が100%にならないと思います。
Windows UpdateとMicrosoft Updateの両方がある場合でも、上記「Microsoft Update の使用を停止する」というのをチェックし、無効化していない場合は、CPU使用率が100% になる場合があるようです。
そのときも同様にMicrosoft Updateを無効化してみてください。
※Microsoft Updateを無効化してパッチが適用されないのが嫌な人は、定期的に有効化して、更新すると良いかもしれません。
ウイルスの場合
「svchost.exe」を装ったウイルスがあるようです。
ただし、タスクマネージャにてsvchost.exeのプロセスの「ユーザー名」が「SYSTEM」や「NETWORK SERVICE」などPCのログイン名以外ならウイルスではないようです。
原因不明の不具合の場合
一応Microsoftからsvchost.exeに関する修正パッチが出ています。
http://support.microsoft.com/kb/932494/ja
927891 を適用する。
916089 は、927891に含まれているので不要。
ただし、Windows SP3を適用している場合などは、インストールする必要がないという警告が出るから不要。
WSUS 3.0 クライアント プログラムを適用する。
CPUのタイプに応じていくつか種類がある。
通常は「x86 ベースの Windows」を適用。
ただし、場合によっては何もインストールされない。その場合は特に問題ない。