PowerPoint オリジナル背景の作り方。デザイン・テンプレート
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Microsoft PowerPoint（パワーポイント、通称パワポ）は、デフォルトでいくつか背景デザインが用意されているが、自分で作ることもできる。
企業・会社のプレゼンテーション等ではPowerPointの各スライドに企業のロゴが入っているものが多い。
企業のロゴを1ページごとに画像として貼り付けることも可能だが、ページ数が多いと全ページに挿入するのに時間がかかる。
そういうときに便利なのがテンプレート機能。
オリジナルのテンプレートを作っておけば再利用できて便利。
オリジナルのテンプレート作成手順
以下は、Office 2019のPowerPointの例。
他のバージョンでも基本的に操作手順はほぼ同じ。
- PowerPointを起動し、「新しいスライド」にて白紙など適当に作る。
「デザイン」はデフォルトの無地のスライドを選択しておくと良い。
- メニューの「表示」の「マスター表示」にある「スライドマスター」をクリックする。
- 「マスターの編集」にて「レイアウトの挿入」をクリックする。
ウィンドウ左側にスライドマスターのツリーを表示している場合、そこに新たに追加される。
- メニューの「挿入」→「テキストボックス」で社名やコピーライト（C）など必要なテキストを配置する。
「挿入」→「画像」にて会社のロゴなどを配置する。
画像はフォルダから直接ドラッグ＆ドロップで貼り付けることもできる。
画像は、様々な形式に対応しており、JPEG、PNG、GIFのほか、SVGなども使用可能。
なお、初期状態で存在するフッター、年月日、ページ数などの領域を削除してしまうと、「挿入」にあるスライド番号、ヘッダーとフッター、日付などが挿入できなくなるので、必要なら残しておいた方が良い。
- デザインし終わったら、メニューの「スライドマスター」→「マスター表示を閉じる」で元のウィンドウ（画面）に戻る。
- スライド上で右クリックし、表示されたメニューから「レイアウト」にて先ほど作成した「ユーザー設定レイアウト」を選択すると、自分でデザインしたテンプレートが反映される。
- 「ファイル」→「名前を付けて保存」で「PowerPoint プレゼンテーション (*.pptx)」または「PowerPoint テンプレート (*.potx)」で保存する。
pptxで保存した場合、テンプレート1ページだけの何も書いていないこのファイルをひな形とし、これを複製してファイル名を変更するなどして利用する。
potxで保存した場合、テンプレートファイルを開いて文書を作成し、pptxで保存する。
既存のテンプレート
PowerPointには予めいくつかテンプレートが用意されている。
メニューの「デザイン」と「バリエーション」で変更できる。
ただ、デザインを選択してもプレビューされている絵柄・模様が反映されず、真っ白のままの場合がある。
そういうときは、スライド上で右クリックし、表示されたメニューから「レイアウト」を選択し、該当するテンプレートを選択する。
これはオリジナルテンプレートと同様にメニューの「表示」→「スライドマスター」にてデザインのパターンを確認することができる。
