IrfanView は、Windows上で画像を閲覧・編集するフリーソフトとして昔から有名。 独特のUIを持ち、使い慣れるのにやや時間がかかるが、ちょっとした作業をするのに重宝する。 私は主に画像をリサイズしたり、ファイルフォーマット(JPEG、GIF、PNG、BMPなど)を変換するときに使っている。 プラグインもダウンロードしてインストールすれば WebP なども扱えるようになる。
デフォルトのメニューは英語とドイツ語のみ選択可能だが、日本語など各種言語に変更可能。
本項では、Windows 11、IrfanView 4.67(64bit ZIP版)の場合を例に説明する。 インストーラー版の場合は基本的に自動で行ってくれる。
以下のサイトからダウンロードできる。
32bit版と64bit版がある。 基本はインストーラー版だが、公式サイトには ZIP版 も用意されている。
本体だけでも動作するが、プラグインもインストールすることをオススメする。 ZIP版の場合、プラグインは、展開(解凍)したものを IrfanView の Plugins フォルダにまるごとコピーするだけで良い。 プラグインにもバージョンがあり、本体のバージョンに合ったものをダウンロードする。
上述のサイトから日本語化モジュールをダウンロードする。 公式サイトでは LANGUAGES にある。
インストーラー版はインストーラーを起動後、IrfanView が置いてあるフォルダを指定するとインストールできる。 ZIP版は、展開(解凍)した Japanese.dll を IrfanView の Languages フォルダにコピーする。
次に IrfanView 本体を起動し、メニューの[Options]→[Change Language...]と進み、JAPANESE.DLL を選択して[OK]をクリックする。 以上で設定完了。
公式サイトには「Languages for version 4.67(バージョン4.67用の言語)」などと書かれており、基本的に本体のバージョンにあったものを使用する。 ただし、バージョンが異なっていても動作する場合もある。 もし自分が必要な言語が対応していない場合はとりあえず別バージョンを試してみると良い。
IrfanViewのバージョンごとにフォルダを分けている場合や、新しいPCに新規インストールする場合など、今まで使っていたIrfanViewの設定を引き継ぎ(引っ越し)したい場合がある。 IrfanViewの設定は、IrfanViewがインストールされているフォルダにある i_view64.ini というファイルに保存されている。 このファイルを新しいフォルダにそのままコピーすれば今までの設定が引き継げる。