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Firefox「Video DownloadHelper」で動画をダウンロード・保存(Windows・Mac)

更新:

Firefox のアドオン「Video DownloadHelper」のインストールと動画のダウンロード方法。
対象 : Windows 10/8.1、Mac OS X、Firefox、Video DownloadHelper、Flash/HTML5

YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトからFirefoxで動画をダウンロード(保存)するには、ダウンロードサイトを使ったり、RealPlayer(RealDownloader)を使う方法もあるが、ここではFirefoxのアドオン「Video DownloadHelper」を使う方法で行う。 FirefoxのアドオンなのでMacでも使える。 Windows と Mac 両方使っている人は、どちらでも同じインターフェイスで動画を保存できるので使いやすい。 また、動画プレイヤーとしてFlashを使っているサイトだけでなく、HTML5タイプでもダウンロードできる。 インストールの手順や使い方は Windows も Mac も同じで、ここではWindows版で説明する。

インストール

インストールは Video DownloadHelper(mozilla.org) にアクセスし、[+Firefoxへ追加]をクリックする。 その後、指示通り進めばインストール完了。 インストールしたアドオンは、Firefoxのメニューの[ツール]→[アドオン]にある[拡張機能]タブで確認でき、[無効化]や[削除]できる。

使い方、動画のダウンロード

Video DownloadHelper をインストールすると、Firefoxのツールバーに Video DownloadHelper のアイコンが追加される。 動画が埋め込まれているページにアクセスするとアイコン(赤緑青の玉)が点灯する。 ダウンロード可能な状態になると玉のアイコンの横に下矢印(↓)アイコンが表示され、これをクリックすると動画をダウンロードできる。 玉のアイコンをクリックした場合、ダウンロードする動画を選択でき、例えば YouTube では解像度を選択できる。 このウィンドウにある動画のタイトルをクリックすると↓アイコンと同様に動画をダウンロードできる。 1ページに複数の動画やFlashがある場合、↓アイコンをクリックすると、ダウンロードしたい動画とは別のファイルをダウンロードすることがあるので、そういう場合はこちらのウィンドウで確認すると良い。

Firefox のアドオン「Video DownloadHelper」動画のダウンロード

玉のアイコンをクリックして動画のリストの右端にマウスカーソルを置くと[…▶]矢印が表示され、それをクリックすると[Download]や[Quick download]などを選択できる。 [Quick download]は保存先を選択するウィンドウを表示せず、予め設定したフォルダへ即ダウンロードできる。 ダウンロードできるファイルの候補がたくさん表示され、どれをダウンロードしてよいのか分からない場合は、300MBなどファイルサイズが書いてあり、ファイルサイズが大きいものをダウンロードすると良い。 動画サイトによっては動画ファイルの拡張子が .mp4 などになっていない場合もあるが、大抵はMP4なので .mp4 に直しても良い。 .mp4 にしてサムネイルが表示されない場合は、他のフォーマットの可能性もある。 Windows 10 にてMP4なのにサムネイルが表示されない場合は、[Download]を選択し、ファイル名を付ける際に拡張子を .mp4 にしてからダウンロードすると良い。

Firefox のアドオン「Video DownloadHelper」ダウンロードメニュー

設定

Video DownloadHelper の設定を変更するには、ツールバーの玉アイコンをクリックして表示されるウィンドウの歯車マーク(Settings)をクリックする。 以下はその設定画面について説明する。

バージョン 7 以上

Firefox 57(Quantum)から Video DownloadHelper のバージョンが 7.0 になった。 バージョン 6.x で出来ていたことができなくなったが、その後のバージョンアップで多少マシになった。 ここではバージョン 7.1.2 の場合で説明する。

  • 保存先の変更
    バージョン7からは保存先の変更が出来なくなった。 設定メニューでは「動作」タブにある「Default download directory」が保存先の設定で、変更するには関連アプリのインストールが必要になったが、どうもネイティブアプリのようでインストールに抵抗がある。 すぐ下に「Remember last directory」という項目もあるが、これも保存先を記憶してくれない。 何も設定していない状態だと Firefox(Windows 10)のデフォルトの保存先となっているCドライブの「ダウンロード」にダウンロードすることになる。 「ダウンロード」以外を指定するには、Firefox の設定で「一般」タブにある「ダウンロード」の項目にていったん「次のフォルダーに保存する」を選択し、[参照]ボタンにて好きな保存用フォルダを選ぶ。 「ファイルごとに保存先を指定する」を選択している人も多いと思うが、この状態でこちらを選択しても、Video DownloadHelper の保存先は先ほど選んだ「ダウンロード」以外のフォルダになる。 デフォルトの保存先が変わっただけだが、Cドライブの書き込みを減らしたい人はとりあえずこれで対処できる。
  • 同時ダウンロード数の変更
    Video DownloadHelper の設定の「動作」タブにある「Max concurrent downloads」が同時ダウンロードの最大数を表す。 10 に変更すると同時に10個の動画をダウンロードできる。 必要であれば「Max concurrent stream downloads」も増やしておく。

旧バージョン 6.3.3

  • 保存先の変更
    [Settings]のホームタブにある「Storage directory」に表示されているフォルダ(ディレクトリ)が保存先で、Windowsのデフォルトは C:\Users\ユーザー名\dwhelper で、Macのデフォルトは Users/ユーザー名/dwhelper になっている。 ここにある「Change storage directory」をクリックするとフォルダを選択するウィンドウが表示されるので、フォルダを選択すれば保存先を変更できる。
  • 同時ダウンロード数の変更
    [Settings]の[Behavior]タブにある「Max concurrent downloads」の数を変更する。 デフォルトでは 4 になっており、10 に変更すると同時に10個の動画をダウンロードできる。
Firefox のアドオン「Video DownloadHelper」の設定変更

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