Adobe Premiere Elementsで動画のフレームレート(fps)が合っていなかったりカクつく件

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Premiere Elements 2018 を購入し、初めてこのアプリケーションに触れた。 基本的な操作方法はアプリ内にガイドがあるので分かりやすい。 ただ、1つ困った点があった。

動画はタイムラインにドラッグ&ドロップして追加できるが、これが曲者である。 試しにスマホで撮った 30fps の動画をドラッグ&ドロップで追加し、何も編集せずに即「書き出しと共有」から「デバイス」→「カスタム」で[詳細設定]ボタンをクリックして調整しようとしても、24fps だか 23.976fps でしか保存されない。 動画にもよるが、動きが多いものだとカクカクになる。 ただ、動画によっては 60fps など元の動画に合ったものが適用される。

どうもこの手順だと動画をドラッグ&ドロップしたときに、プロジェクト全体の fps が適当に設定されるようである。 初心者にはそういったことを気にせず作れるのは良いかもしれないが、ありがた迷惑というか、動画で一番重要なのはフレームレートではないだろうか? これがおかしいと動画がカクついたりする。

編集画面

というわけで、この現象を解消するための制作手順について以下に説明していく。

新規プロジェクトの作成

新規プロジェクト作成

fps がおかしくならないようにするには、いきなり動画をドラッグ&ドロップせず、新規プロジェクトから作る。 具体的にはメニューの[ファイル]→[新規]→[プロジェクト]を選択する。 「名前」や「保存先」を指定した後、[設定を変更]ボタンをクリックして設定を選ぶ。 AVCHD などいろいろあるが、規格は気にせず自分が作ろうとしている、または取り込もうとしている動画のフレームサイズ(解像度)とフレームレートに合ったものを選ぶと良い。

さらに[設定を変更]ボタンの下にある「選択されたプロジェクト設定をこのプロジェクトに強制的に設定」にチェックを入れる。 その後、[OK]でプロジェクトが作成される。 以降は動画をドラッグ&ドロップしても問題ない。

Aviutl は新規作成時、自分で解像度とフレームレートの数値を入力できるが、Premiere Elements はそういった設定は見当たらない。

ちなみに、動画のフレームレートはデジカメやスマホの仕様に記載されていて、たいてい設定により変更できる。 撮影した動画のフレームレートは、Windows の場合、動画ファイルを右クリックして「プロパティ」の「詳細」タブを見ると「フレーム率」に書かれている。

保存方法

書き出しと共有

「書き出しと共有」は「クイック書き出し」のみならず、その他の書き出しも勝手に最適化してくれるが、動画の品質は落ちる模様。 なるべく劣化させないように書き出すには、おそらく「デバイス」にある「カスタム」一択。 「デバイス」→「カスタム」で[詳細設定]ボタンをクリックする。 基本ビデオ設定にある[ソースに合わせる]をクリックすると、新規プロジェクト作成時に設定したフレームサイズやフレームレートが適用される。 さらに「最大深度に合わせてレンダリング」にチェックを入れる。 項目はいろいろあるが、他はデフォルトか好みで変える。

この手順で書き出すと、「デバイス」→「コンピューター」で同じ解像度を選び、画質を「高」にするよりなぜか高画質で、ファイルサイズが小さかった。 いったいどういうエンコードをしているのか。 環境や動画の内容にもよるかもしれないが、クオリティを気にするなら「カスタム」しかない。

レンダリング解除

余談だが、タイムラインの近くに[レンダリング]というボタンがあり、何だろうと思ってクリックしてみるとプレビュー画面の画質が悪くなったり、カクついたりする。 ただ、環境によるかもしれない。 再度ボタンを押しても元に戻らない。 元に戻すには、メニューの[タイムライン]→[レンダリングファイルを削除]を選択する。

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