upHere サイドフロー型CPUクーラー Intel/AMD対応 ブルーLED PWMファン
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upHere Intel/AMD対応サイドフロー型CPUクーラー ブルーLED PWMファンの外観、マザーボードへの取り付け、回転数計測。
upHere サイドフロー型CPUクーラー
2016年12月12日、アマゾンでupHereのサイドフロー型CPUクーラーを2,390円(税込)で購入した。
upHereという会社?は初めて聞いたが、安価なので買ってみた。
今まで12cmファンが付いたサイズのKABUTO(兜)SCKBT-1000を使っていたが、最近負荷をかけることがなく、大きいヒートシンクが邪魔なので、少し小さい9cm(92mm)ファンのクーラーに換装することにした。
【パッケージ】
パッケージは簡素で、upHere designと書かれている。
【梱包】
パッケージ内部も簡素で、商品と緩衝材が入っているだけ。
【内容物、付属品】
CPUクーラーは、ヒートシンク、92mmファン(青色LED、4ピンPWMタイプ)、固定用のブラケットとピンで構成されている。
熱伝導グリスが付属し、量は1回塗れる程度。
取扱説明書はなく、アマゾンの商品説明くらいしか情報がない。
【底面】
底面はヒートパイプがCPUと接する構造。
ヒートシンクの固定方法は、AMDのCPUで見かける金具を引っ掛けるタイプ。
ファンは青色LED付きだが、ファンそのものも半透明の青色(クリアブルー)で、ファンの表面は静音のためか凸がある。
【ヒートシンク】
ヒートパイプはヒートシンクから少し出ている。
【高さ】
高さは実測で約13.5cmで、標準的なATXケースなら干渉しないだろう。
【エアフロー】
フィンの間に風が流れる。
【ブラケット】
黒色のブラケット(固定用のリング)をよく見ると、内側から順に775、115X、1366と書かれている。
これは透明のスリーブ(upHereはボルトと書いている)をはめる位置を示している。
3箇所溝があり、CPUソケットに合わせてはめる。
1156/1155/1150 は真ん中の溝にはめる。
今うちにAMDのCPUがないので分からないが、AMDはマザーボードにブラケットが付いているので、本製品のブラケットは使わず固定できると思われる。
【マザーボードへの取り付け】
まずブラケットを取り付ける。
ブラケットは黒色のピンを押し込んで固定する。
リテールクーラーなどが採用しているタイプのプッシュピンよりははめやすい。
ブラケットはCPUソケット周辺の電子部品に干渉することなく取り付けられた。
マザーボードによっては干渉することがあるのか不明だが、不安な人はCoolerMaster Hyper TX3 EVO(RR-TX3E-28PK-J1)など他社製品を買った方が良い。
【ヒートシンクの取り付け】
ヒートシンク側の金具の片側をブラケットに引っ掛けた後、CPUの上にクーラーを置き、最後にもう片方の金具を押し込んで引っ掛けると取り付けやすかった。
樹脂製のブラケットは強度が不安だが、ヒートシンクはそれほど重くないので大丈夫だろう。
意外としっかり固定できている印象。
【クリアランス】
9cm(92mm)ファンは12cmファンより少し速く回す分うるさくなるが、ケース内は比較的スッキリする。
12cmファンはゆっくり回す分静かだがケース内で邪魔になる。
どちらを選ぶか悩ましいが、あまり負荷をかけないなら92mmファンで良いだろう。
【回転数、静音性】
仕様では回転数は800rpm~2000rpmとなっている。
BIOS(UEFI)で回転数を自動に設定し、負荷がない時は最低値で回るように設定したところ約1000rpmで回っていた。
感じ方は人によるが、1000rpmは少し音がするが、それほどうるさくはなく、おそらく騒音値は20dBA弱くらい。
最大の2000rpmはややうるさくなり、おそらく騒音値は25~30dBAくらいと思われる。
あくまで私の体感である。
92mmファンは一般的なサイズで入手しやすいので、故障したり、音が気になる場合は換装すれば良い。