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AMD APU Aシリーズのチップセット(A88X, A85X, A78, A75, A55)の違いを比較

更新:

A88X, A85X, A78, A75, A55 など AMD の APU 用マザーボードのチップセットの比較。
対象APU : A10-7850K(Kaveri)、A10-6800K(Richland)、A10-5800K(Trinity)など。

A88X, A85X, A78, A75, A55 の違い

A88X, A85X, A78, A75, A55 の違いは下表のようになっている。

◎ と ○ は対応、× は非対応
チップセット A88X A85X A78 A75 A55
SATA 6Gbps ×
USB 3.0 ×

チップセットの大きな違いは SATA 6Gbps と USB 3.0 の対応である。
A88X は SATA 6Gbps のポート数が多く、概ねA88X/A85Xは8個、A78/A75は6個、A55は0個だが、マザーボードにより異なる。
A55 は USB 3.0 に非対応で、A88X、A78 などはマザーボードによりポート数が異なる。
基本的に A88X が最もスペックが高く、A78、A55 と順にスペックが低くなる。
A88X、A78 はそれぞれ A85X、A75 の次に出たチップセットで、Kaveri(FM2+)に対応している。
ただ、マザーボードによっては A75 などで FM2+ に対応しているものもある。
基本的に Kaveri は FM2+、Trinity と Richland は FM2 と FM2+、Llano は FM1 に対応するが、マザーボードメーカーのサイトで対応を確認した方がよい。
PCI Express の規格やレーンの仕様、USBのポート数、CrossFire なども調べてみるとマザーボードにより仕様がまちまちで、A55 で CrossFireX に対応するものもある。
SATA 6Gbps と USB 3.0 に非対応な A55 を選ぶ理由はあまりなく、値段も他のチップセットとあまり変わらないので、A55 以外のマザーボードの仕様を見て自分に合ったものを選ぶとよい。

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