投資信託とは - 投資信託の買い方・仕組み [投信・ファンド・リート]
作成:2005-08-23、更新:2006-04-14
投資信託とは。投資信託の買い方・仕組み。
投資信託とは
- 投資信託とは、株式や債券をプロの投資家が自分の代わりに売買して運用してくれる金融商品です。
自分の判断で銘柄を決めて、売買を行う必要がある通常の株取引と比べると、初心者には適していると思います。
- 投資信託は、投信と略して呼ばれることがあります。
- 投資信託には、たくさん種類があります。
投資信託の一覧は、
投資信託情報
で見ることができます。
- 1つ1つの投資信託の商品は、ファンドと呼ばれてます。
- 投資信託は、証券会社だけでなく、銀行、郵便局(2005年10月から)でも買うことができます。
証券会社や銀行は、単に販売窓口で、実際に投資信託を運用しているのは、投資信託委託会社です。
その窓口の会社の系列会社のファンドを販売している場合が多いです。
例えば野村證券は、系列会社の野村アセットマネジメントという投資信託委託会社があります。
- 投資信託は、各証券会社や銀行ごとに取り扱っている商品が違います。
株と違って、同じ商品を他の証券会社や銀行で買えない場合があります。
- 各証券会社や銀行が取り扱っている投資信託は、各会社のホームページのメニューから「投資信託」
または「取扱商品一覧」のページから「投資信託」を選択すると、ファンドの一覧を見ることができます。
- 投資信託には、いろいろな種類があり、業種や会社の規模、国などの枠組みでおおまかに大別されます。
- 国内債券、海外債券関連のファンド
- 不動産投資信託(リート [REIT:Real Estate Investment Trust])
- 日経平均などインデックス銘柄関連のファンド
- ベンチャー関連のファンド
- アジア地域関連のファンド
- IT関連のファンド
- バイオ関連のファンド
- 投資信託は、1つの銘柄の株で運用していません。
例えばIT関連のファンドであれば、IT企業の株を何社か選別して運用しています。
分散して投資することでリスクを低くしています。
- 投資信託には、ローリスク・ローリターン型とハイリスク・ハイリターン型があります。
安定した国の債券や企業の株が中心のファンドは、利益はあまり見込めませんが、元本割れのリスクは低いです。
逆に、成長中の国の債券や企業の株が中心のファンドは、高い利益が見込めますが、元本割れのリスクが高いです。
- 投資信託は、あくまで投資なので、元本割れ(元の掛け金より減る)の可能性があります。
必ず儲かるわけではありません。
投資信託の仕組みと流れ(例)
- 投資信託委託会社が、IT関連銘柄を中心に投資する投資信託(ファンド)を作ったとします。
- 証券会社や銀行の窓口を通して、投資してくれる人を募集します。
- 多くの人がこのファンドに投資することで、ファンドの運用資金が増えます。
- 顧客から預かった資金をもとに、IT関連銘柄の値動きを見ながら、投資信託委託会社が売買を繰り返し、資産を増やします。
- 投資家から募った資産が増え、基準価額(ファンドの価格)が上がります。
- 投資した時点より基準価額が高いうちにファンドを売れば、利益となります。
投資信託の買い方
- 口座開設
- まず、投資信託を販売している証券会社や銀行に口座を作る必要があります。
- 証券会社で口座を作る場合、通常の証券取引と同じ口座で、投資信託以外もできます。
ネット専業証券では口座管理料は無料ですが、野村證券や大和証券など大手総合証券会社では、口座管理料がかかります。
- 銀行で投資信託の口座を作る場合、通常の普通預金とは別に、投資信託専用の口座を開設する必要があります。
ネットバンキングで開設できる銀行もあります。
銀行によっては、資金の入出金のために、その銀行の普通預金の口座も開設する必要があります。
口座管理料は、無料の場合が多いです。
- 投資信託の商品の確認
- 投資信託ごとの違いを目論見書で確認します。
目論見書は、各証券会社や銀行のホームページからダウンロードできます。
- 投資信託ごとに購入できる時期と解約できる時期が違います。
いつでも売買ができるものもあれば、1ヶ月ごとに売買時期が制限されているものなどいろいろあります。
- 投資信託ごとに売買手数料が違います。
通常、投資金額の数%程度で、無料のものもあります。
- 収益分配金があるものとないものがあります。
収益分配金とは、運用実績に応じて運用益を顧客に還元する、配当金のようなものです。
- 投資スタイルを選択
- 投資信託には、積み立て投資タイプと一括投資タイプがあります。
- 積み立て投資タイプ:一定金額を毎月や数ヶ月ごとに少しずつ投資していくタイプ。
- 一括投資タイプ:最初に全額投資するタイプ。
- 投資信託を買う・売る
- 通常1口1円で、最低1万口から買うことができます。
- 投資信託には、基準価額というものがあり、1万円前後のものが多いです。
基準価額とは、純資産総額を投資信託の口数で割った一口当たりの純資産額です。
簡単に言うと、投資信託の株価です。
- 例えば、基準価額10,000円で1口1円の投資信託を1万口買うと投資金額は1万円です。
1年後に13,000円になった場合、これを売れば、13,000円が手元にきます。
差額3,000円が利益になります(実際には手数料や税金が引かれます)。
これを10倍の10万口買えば、資金は10万円必要ですが、10倍の30,000円が利益になります。
- 分配金、売却益に対して税金がかかります。
売却時などに自動的に税金が引かれて手元にきます。