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ガラケー

作成:2010-05-27、更新:2011-07-13
ガラケー(がらけー)



ガラケー

ガラケーとは、ガラパゴス・ケータイの略。
ガラパゴス・ケータイとは、世界標準とは異なる進化をした日本の携帯電話のこと。
孤立し、独自の進化を遂げることをガラパゴス化といい、独自の生態系を持つガラパゴス諸島に由来する。

日本の携帯電話は、着メロ・着うたなどのコンテンツサービスや、カメラ、電子マネーなどの機能が次々追加された。
日本では多機能な携帯電話の人気が高い。
一方、過去にノキアなどの海外製の携帯電話も発売されていたが、多機能ではなく日本では人気がなかった。

しかし、iPhoneやAndroid端末などタッチパネルを搭載したスマートフォンが発売されてから、海外製の端末が注目されている。
なかには、従来の日本の携帯電話を「時代遅れ」と感じる人がいる。
そのような一部の人が、日本の携帯電話を揶揄し「ガラケー」と呼ぶことがある。
iPhone発売以降、日本製(OSは海外製)のスマートフォンも発売されている。
おサイフケータイ、ワンセグなどの機能がついた日本のスマートフォンは ガラスマ(ガラパゴス・スマートフォン) と一部で呼ばれている。

また、iPhoneやAndroid携帯などのスマートフォンとは異なる、従来の携帯電話(海外の普通の携帯電話やガラケーと呼ばれている日本の携帯電話)はフィーチャーフォンと呼ばれている。
フィーチャーフォンという言葉は、スマートフォンと非スマートフォンを区別する場合などに使われている。


ガラケーの歴史

【F501i】
1999年2月、ドコモの501iシリーズにより、世界初の携帯電話IP接続サービス「iモード」が始まった。
501iのうち最初に発売されたのは富士通製のF501iで、形状はストレート。
ガラケー NTT DoCoMo 富士通製 F501i

【N501i(写真左)、N504i(写真右)】
501iシリーズにNEC製のN501iが加わった。
この頃から N は折りたたみ式で、「折りたたみのN」は人気だった。
iモードならぬiボードというキーボードもあり、N以外にもP(松下製)用などがあった。
ガラケー NTT DoCoMo NEC製 N501i、N504i

【J-SH04】
2000年11月、J-フォン(現ソフトバンクモバイル)からシャープ製カメラ付き携帯電話 J-SH04 が発売され、写真添付メールサービス「写メール」が始まった。
ユーザーはいつの頃からか携帯電話で撮った写真や写真を撮る行為を「写メ」と呼ぶようになった。
その「写メ」の始まりがこのJ-SH04である。
その後、各社からカメラ付き携帯電話が続々と発売された。
ガラケー J-フォン J-SH04 表 シャープ製カメラ付き携帯電話 写メール
ガラケー J-フォン J-SH04 裏 シャープ製カメラ付き携帯電話 写メール

【P503iS(写真左)、SO502iWM(写真右)】
「折りたたみのN」の人気に他社も追従し、折りたたみ式の携帯電話が増えていった。
SO502iWMは音楽再生機能付きで、メモリースティックを挿入できる。
2001年1月、503iシリーズからiアプリが始まった。
ガラケー NTT DoCoMo 松下製 P503iS、ソニー製 SO502iWM

【F905i(写真左)、N901iS(写真右)】
2001年10月、N2001、P2101V で始まったFOMAは、サービスエリアが限られたせいもありあまり普及が進まなかったが、2004年2月の900iシリーズ以降普及が進んだ。
2007年11月、905iシリーズは今まで提供されてきた機能をすべて標準搭載した「全部入り」として登場した。
おサイフケータイ、FOMAハイスピード、GPS、3Gローミング、ワンセグなどを搭載し、ガラケーの集大成とも言える。
ガラケー NTT DoCoMo 富士通製 F905i、NEC製 N901iS