メールヘッダ情報 - メールヘッダの意味・見方・調べ方
2005-10-01 - 2009-10-22
メールのヘッダ情報の意味・見方・調べ方。
Outlook Express(アウトルック・エクスプレス)、Thunderbird(サンダーバード)、ヤフーメール、Hotmail、Gmail など。
メールヘッダ情報 - メールヘッダの意味・見方・調べ方
- メールヘッダとは、メールの送信・受信の際にメールに記録される送信者・受信者の情報です。
- メールヘッダには、主にメールアドレスや、IPアドレス、ドメイン名などが記録されます。
- メールヘッダは、通常メールを閲覧する際には表示されない情報です。
メールソフトのプロパティやテキストエディタでメールを開くと見ることができます。
- メールヘッダを見るには
- どのメールソフトでも、メールをデスクトップなどに保存してから、メモ帳などのテキストエディタでメールを開くとヘッダ情報を見ることができます。
ヘッダ情報をどこかにコピー&ペーストする場合には便利です。
- Outlook Expressの場合
受信トレイなどにあるメールを右クリックして[プロパティ]→[詳細](このメッセージのインターネット ヘッダー)でヘッダ情報を見ることができます。
- Thunderbirdの場合
メニューから[表示]→[ヘッダ]→[すべて]を選択するとヘッダ情報を見ることができます。
- ヤフーメールの場合
ログイン後、メールを表示し、[詳細ヘッダー]というリンクをクリックするとヘッダ情報を見ることができます。
- Hotmailの場合
以前はヘッダ情報の設定がありましたが、現在はないようです。
- Gmailの場合
ログイン後、メールを表示するとメールに▼ボタンがあり、これをクリックし、[メッセージのソースを表示]を選択するとヘッダ情報を見ることができます。
- メールヘッダのサンプル
Return-Path: <xxxxx@testtest.com>
X-Original-To: 00000@sample.jp
Delivered-To: 11111@sample.jp
Received: from smtp16.mail.bbt.yahoo.co.jp (smtp16.mail.bbt.yahoo.co.jp [202.93.83.109])
by sample.jp with SMTP id 6122A25ED23
for <00000@sample.jp>; Tue, 13 Sep 2005 15:06:59 +0900 (JST)
Received: from unknown (HELO PC NAME) (219.110.000.00 with poptime)
by smtp16.mail.bbt.yahoo.co.jp with SMTP; 13 Sep 2005 06:06:43 -0000
Message-ID: <20050913xxxxxxxxx@dbulks02.yahoo.co.jp>
From: sample <sample@testtest.com>
To: <00000@sample.jp>
Reply-To: zzzzz@testtest.com
Subject: test
Date: Tue, 13 Sep 2005 15:06:38 +0900
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain;
format=flowed;
charset="iso-2022-jp";
reply-type=original
Content-Transfer-Encoding: 7bit
X-Mailer: Microsoft Outlook Express 6.00.2900.2527
- メールヘッダの意味
- Return-Path
- メールを送信したが、送信先のメールアドレスが使われていなかったり、存在しない場合、
メールを受信したサーバが自動的に送信者へメールが届かなかったことを通知するための宛先。
このようなメールは、エラーメール(リターンメール、未達メール、不達メール)などと呼ばれる。
通常は、送信者(From)と同じアドレスになっている。
メルマガなどのようにシステムが自動的に多数送信するようなメールは、エラーメールを振り分ける目的で、Fromとは別のアドレスになっている場合が多い。
- X-Original-To
- 送信者が本来送信した宛先。
受信したメールサーバで別のメールアドレスに転送している場合などに付加される。
- Delivered-To
- 送信者が本来送信した宛先から別のアドレスに転送された宛先。
受信したメールサーバで別のメールアドレスに転送している場合などに付加される。
- Received
- 経由したサーバのIPアドレス、ドメイン名、送信元のIPアドレス、ドメイン名などが記録される。
経由したサーバの数だけReceivedが記録されます。
一番下のReceivedが送信元で、一番上のReceivedが自分のメールサーバです。
下から順に経由したサーバが記録されます。
迷惑メールを通報をする場合、Receivedの情報が重要になります。
特にfromの[ ]カッコ内のIPアドレスが重要です。
- 以下のような書式で書かれています。
Received: from 送信したパソコン名またはホスト名など (右記のIPアドレスのホスト名[送信したコンピュータのIPアドレス])
by 受け取ったサーバ名 with SMTPなどの転送方法 id 転送時のID番号
for 宛先のメールアドレス; 処理時刻
以下の例では、from ocn.ne.jp ([61.233.184.140])の部分は、61.233.184.140が中国のIPですが、from ocn.ne.jpとなっています。
中国の回線で接続し、ocn.ne.jpというメールサーバを使って送信すれば、このようなヘッダになりますが、ocn.ne.jpというメールサーバは存在しないので、サーバ名をocn.ne.jpに偽装して送信していると思われます。
Received: from ocn.ne.jp ([61.233.184.140])
by rcpt-impgw.biglobe.ne.jp (kmfn/1311190705) with SMTP id j8TNJVv3017860
for <test@biglobe.ne.jp>; Fri, 30 Sep 2005 08:19:31 +0900 (JST)
以下の例では、bgmgate1.biglobe.ne.jp の部分が偽装されているように見えますが、bgmgate1.biglobe.ne.jp というメールサーバは存在します。
Received: from bgmgate1.biglobe.ne.jp (p1163-ipbf615marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp [222.149.232.163])
by rcpt-impgw.biglobe.ne.jp (kmfn/1311190705) with SMTP id j8TM9IdZ010976
for <test@biglobe.ne.jp>; Fri, 30 Sep 2005 07:09:18 +0900 (JST)
- Message-ID
- From
- 送信者のアドレス。
Fromのアドレスは、他人のアドレスを使用して偽装することができる。
迷惑メールでは偽装は当たり前。
- To
- Reply-To
- メールの返信先のアドレス。
メールソフトなどで[返信]を選択した場合、この宛先に返信することになる。
Fromとは別のアドレスに返信してもらいたい場合に利用される。
- Subject
- Date
- MIME-Version
- Content-Type
- メールのContent-Type。
テキストやHTMLなどのファイルの形式。
- Content-Transfer-Encoding
- X-Mailer