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AviUtlでMP4(H.264)エンコードするためのインストールと設定方法

作成:2012-04-27、更新:2013-11-09
AviUtlでMP4(H.264)エンコードするためのインストールと設定の手順。
FLV、MOV、WMV、AVIなどをMP4(H.264)に変換する基本的な流れ。
OS : Windows 8/7/Vista/XP



AviUtl

MP4(H.264)形式でエンコードできるソフトはいろいろあるが、満足できるソフトは少ない。
AviUtlは、動画のエンコードや編集を行えるソフトで、プラグインなどを使いそこそこ満足のいくエンコードを行える。
ただ、MP4(H.264)エンコードできるようにするための準備がやや面倒。
ここではAviUtlでFLV、MOV、WMV、AVIなどをMP4(H.264)に変換するためのインストールと設定の手順を紹介する。


ダウンロード

以下のものを全てダウンロードする。
※一部エンコードに必要ないものもある。

  1. AviUtl
    AviUtl本体。
    aviutl100.zip(2013年11月9日現在)などをダウンロードする。
    AviUtlのお部屋
  2. x264.exe
    MP4(H.264)形式でエンコードするためのプログラム。
    x264guiExで必要となる。
    http://www.x264.nl/x264_main.php からダウンロードする。
    encoder (x264.exe): にある32bit 8bit-depthの「mirror 01」などからダウンロードする。
    自分の環境に合わせて32bitや64bitを選ぶ。
    また、 http://www.videolan.org/developers/x264.html からもダウンロードできる。
    Binaries から自分の環境にあったバイナリー(コンパイル済み実行ファイル)をダウンロードする。
    Windows 32bit版なら win32/、Windows 64bit版なら win64/ ディレクトリへ進み、x264-r2377-1ca7bb9.exe 等をダウンロードする。
    日付が新しいものや rxxxx の番号が大きい方が新しいバージョン。
    10b と書いてあるファイルは、おそらく 10bit-depth 版で、10b なしは 8bit-depth。
  3. 拡張x264出力(GUI)Ex (x264guiEx)
    x264を使用してエンコードを行うプラグイン。
    最新版は x264guiEx_2.xx系 で、リンク先から x264guiEx_1.xx系 もダウンロードできる。
    x264guiEx
    rigayaの日記兼メモ帳(作者サイト)
  4. MP4Box
    MP4マルチプレクサー(mux、複数の入力を1つにまとめるもの)。
    x264guiExで必要となる。
    「Download (direct link)」のリンクからダウンロードする。
    MP4Box
  5. Nero AAC Codec
    AAC音声変換プログラム。
    x264guiExで必要となる。
    Nero AAC Codec
  6. リサイズフィルタ
    リサイズ用フィルタ。
    ResizeFilter
  7. DirectShow File Reader プラグイン for AviUtl
    Windows Media Playerで再生可能なファイルを扱えるようにするプラグイン。
    DirectShow File Reader プラグイン for AviUtl
  8. MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In
    MPEG2を読み込むためのプラグイン。
    MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In
  9. Microsoftのコンポーネント
    x264guiExで必要となるコンポーネント。
    既にインストールされている場合もあり、コントロールパネルからインストールしたアプリを見ると分かる。
    .NET Framework 2.0は、Vista以降のOSならインストールしなくても良い。
    Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
    Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2 (x86) 日本語 Language Pack
    Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
    Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)


インストール

  1. AviUtl
    ダウンロードしたAviUtlのzipファイルを解凍する。
    解凍してできたaviutl.exeがあるフォルダの下にPluginsフォルダとProfilesフォルダを作る。
    作らなくても良いが、作った方が分かりやすい。
    ここではデスクトップにaviutlというフォルダを作り、以下のような構成の場合で解説する。
    aviutl
    	aviutl.exe
    	aviutl.txt
    	aviutl.vfp
    	Plugins
    	Profiles
    
  2. x264.exe
    x264.exeをaviutlフォルダに入れる。
  3. 拡張x264出力(GUI)Ex(x264guiEx)
    x264guiExのzipファイルを解凍する。
    auo_setup.exe を実行し、インストールする。
    詳しくは同梱の x264guiEx_readme.txt に書いてある。
    手動でインストールするには、auoフォルダ内にある x264guiEx_stgフォルダ、x264guiEx.auo、x264guiEx.ini をPluginsフォルダに入れる。
    x264guiEx_stgフォルダ内にあるファイルもそのままコピーする(以下フォルダのコピーは同様)。
  4. MP4Box
    MP4Boxのzipファイルを解凍する。
    解凍したフォルダ内の MP4Box.exe、js32.dll をaviutlフォルダに入れる。
  5. Nero AAC Codec
    Nero AAC Codecのzipファイルを解凍する。
    win32フォルダ内にある neroAacEnc.exe をaviutlフォルダに入れる。
  6. リサイズフィルタ
    ResizeFilterのzipファイルを解凍する。
    ResizeFilter.auf、DLLフォルダをPluginsフォルダに入れる。
  7. DirectShow File Reader プラグイン for AviUtl
    DirectShowのlzhファイルを解凍する。
    ds_input.auiをPluginsフォルダに入れる。
  8. MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In
    MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inのlzhファイルを解凍する。
    m2v.vfp、m2vconf.exe をPluginsフォルダに入れる。
    m2v.vfpのファイル名(拡張子)を変更し、m2v.auiにする。
  9. Microsoftのコンポーネント
    ダウンロードした各コンポーネントをインストールする。
  10. フォルダ構成
    以上の作業で以下のような構成になる(斜体はフォルダ)。
    aviutl
    	aviutl.exe
    	aviutl.txt
    	aviutl.vfp
    	js32.dll
    	MP4Box.exe
    	neroAacEnc.exe
    	x264.exe
    	Plugins
    		ds_input.aui
    		m2v.aui
    		m2vconf.exe
    		ResizeFilter.auf
    		x264guiEx.auo
    		x264guiEx.ini
    		DLL
    			sse2filter.dll
    			sse2filter_yuy2.dll
    			wndfuncs.dll
    		x264guiEx_stg
    			PS3.stg
    			PSP.stg
    			(以下略)
    	Profiles
    


設定

  1. システムの設定
    AviUtlのメニューから「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」を選択。
    最大画像サイズは、幅「1920」、高さ「1080」などを設定する。
    設定はAviUtlを再起動すると反映される。
    「1920x1080を超える画像サイズのファイルは編集できません。」という警告が出て動画を読み込めない場合は、1920x1080以上の値を設定すると読み込めるようになる。
  2. 入力プラグインの優先度
    AviUtlのメニューから「ファイル」→「環境設定」→「入力プラグイン優先度の設定」を選択。
    DirectShow File Readerを選択し、「下に移動」でリストの下に移動させて優先度を下げる。


MP4(H.264)エンコード

  1. ファイルの読み込み
    AviUtlを起動し、ウィンドウに変換したいファイルをドロップするか、メニューからファイルを開く。
  2. プラグイン出力
    「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張 x264 出力(GUI) Ex」を選択。
    「ビデオ圧縮」ボタンをクリック。
    「x264」タブにある「x264.exeの指定」にてx264.exeのパスを指定する(「...」ボタンをクリックすると選択できる)。
    ウィンドウ右側の「neroAacEnc.exeの指定」にてneroAacEnc.exeのパスを指定する。
    ウィンドウ右下の「mp4」タブにある「mp4box.exeの指定」にてmp4box.exeのパスを指定する。
    これらのパスの設定は初回のみで良い。
    ただし、フォルダを丸ごと別の階層に移した場合や、別のパソコンにコピーした場合など実行ファイルの置き場所を変えた場合は再度パスを設定する。
    指定後、「OK」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じる。
  3. ファイルを保存
    ファイル名を付けて、ファイルの種類MP4で保存する。
    エンコードが始まるので、処理が終わるまで待つ。
    どの位置をエンコードしているかは、スクロールバーの位置で分かる。
    エンコードが終わると、「総エンコード時間」などが表示される。
    以上で、変換までの簡単な流れは終了。