パソコンのメモリチェック方法 - 欠陥・故障・不具合テスト [memtest86、memtest86+]

作成:2006-01-17、更新:2009-12-15
パソコンのメモリの欠陥や不具合をチェックする方法。
対象:Windows



メモリの欠陥・不具合・寿命 - Windowsで青色のエラー画面(ブルースクリーン)



メモリテスト - 欠陥・故障・不具合チェック方法 [memtest86、memtest86+]

  1. memtest86、memtest86+
    メモリをチェックするソフトとしてmemtest86またはmemtest86+というのがあります。
    memtest86+は、memtest86を少し改良したもので、機能としてはmemtest86と同じです。
    使い方も同じです。
    memtest86+の方がマメに更新されているようです。

    memtest86、memtest86+は、DOSモードで動作するユーティリティソフトです。
    各配布サイトからソフトをダウンロードし、DOSモードで起動するフロッピーやCD、USBメモリを作ります。
    それらフロッピーなどをメモリをチェックするパソコンに挿入してパソコンを起動します。
    フロッピーやCD、USBメモリなどからパソコンを起動(ブート)できるように、事前にBIOSの設定をする必要があります。
  2. ダウンロード
    memtest86+を使う場合は、 http://www.memtest.org/ からダウンロードします。
    USBメモリを利用する場合、 Download - Pre-Compiled EXE file for USB Key (Pure DOS) をダウンロード。
    フロッピーを利用する場合は、 Download - Pre-Compiled package for Floppy (DOS - Win) をダウンロード。
    CD-Rを利用する場合は、 Download - Pre-Compiled Bootable ISO (.zip) をダウンロード。
    たまにバージョンアップされるので、最新版を確認してダウンロードして下さい。

    memtest86を使う場合は、 http://www.memtest86.com/ からダウンロードします。
    フロッピーを利用する場合は Floppy disk package (installable from Windows) 、CD-Rを利用する場合は ISO image for creating bootable CD (Windows - zip) をダウンロードします。
  3. ディスク作成
    USBメモリの場合
    1. まず、USBメモリからパソコンを起動(ブート)できるように準備をする必要があります。
      方法は、USB起動ディスクの作り方を参照。
    2. ダウンロードしたmemtest86+(for USB Key)を解凍するとmt***.exeというファイルが出てきます。
      (***はバージョンによって異なる)
    3. これを起動ディスク化したUSBメモリにドラッグ&ドロップなどで普通にコピーします。
    4. 以上で完了です。

    フロッピーの場合
    1. ダウンロードしたファイルを解凍します。
    2. その中のinstall.batというファイルをダブルクリックして起動すると、DOS画面が表示されます。
    3. FDDがあるドライブ「A」を入力しENTERキーを押します。
      USB接続のFDDの場合は、ドライブが「B」など「A」以外の場合もあります。
      Cドライブをフォーマットしてしまわないように注意して下さい。
    4. さらにフロッピー挿入確認メッセージが出るので、ENTERキーを押します。
    5. 以上で完了です。

    CD-R/RWの場合
    1. ダウンロードしたファイルを解凍するとmemtest86-*.*.isoというファイルが出てきます。
    2. これをISO形式でCD-R/RWにコピーします。
      ファイルを単にコピーしても意味がありません。
      きちんとISO形式でコピーできるソフトを利用してコピーして下さい。
      方法は、ISOイメージファイルの焼き方を参照。
    3. 以上で完了です。
  4. 起動
    作成したUSBメモリ、フロッピー、CD-Rなどをパソコンに挿入してパソコンを起動します。
    起動(ブート)するドライブをあらかじめBIOSで設定する必要があります。
    または、パソコン起動時にブートするデバイスを選択して下さい。
    ブート方法やBIOSの設定などはパソコンによって異なります。
    正しくブートされると、フロッピー、CD-Rの場合は、すぐに青色の画面が表示され、メモリのチェックが開始されます。
    USBメモリの場合は、すぐにメモリチェックが始まらず、まずDOSの画面になります。
    その後、mt***(***はバージョンによって異なる)と入力し、Enterキーを押すとメモリチェックが実行されます。
  5. メモリチェック
    メモリチェックの進捗具合が画面右上に表示されます。
    Passは、テスト全体の進捗(何種類かのテストが用意されていて、順番に実行しています)。
    Testは、各テストの進捗。
    	Pass 15% ########
    	Test 80% ############################
    
    画面中央右側にErrorsというのがあり、メモリに障害がある場合にカウントされます。
    Errorsの横のPassは、テストの回数です。
    何度かテストして問題ないようなら、メモリに異常はありません。
    メモリに異常がある場合は、画面中央から下にエラーログが表示されます。
  6. 終了
    メモリチェックを終了するには、パソコンの電源を切るか、Escキーを押します。
    フロッピーやCD-ROMを取り出してから行います。
  7. 備考
    メモリテストで少しでもエラーがあれば問題です。
    パソコンを使っているときに、たまたまそのメモリ領域を使わなければ不具合は出ませんが、安定してパソコンを使いたい場合は、正常なメモリに交換して下さい。

    私のパソコンで障害が発生したメモリをmemtest86+でテストした際、テスト序盤からエラーログが大量に現れ、Errorsが6000を超えたところでテストをやめました。
    新しいメモリーに交換したら、パソコンは無事安定して動作するようになりました。

    メモリは、きちんとメモリースロットに差し込んで下さい。
    中途半端に差し込むと、メモリーが故障する可能性があります。
    また、メモリなどの電子部品を取り扱う際は、事前に金属にふれて人体にある静電気を放出した方が良いです。